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2021.03.31

失敗しない!印刷依頼の方法と、印刷会社の選び方。

印刷と言ってもデジタル印刷やオフセット印刷など、種類はさまざまです。近年ではネットで印刷をオーダーすることも当たり前となり、個人でハガキやチラシをオーダーしたことがある人も多いと思います。でも、コスト重視だったり、クオリティ、小ロットなど、どのような目的で印刷するかによって、適した印刷方法は異なるのです。そこで今回のコラムでは、印刷の依頼の仕方やポイント、印刷会社の選び方のコツをご紹介します。

ネット印刷と印刷会社。どちらに依頼するべき?

一般的な印刷物としてはチラシやポスター、パンフレットなどがありますが、印刷請負業者で言えばネット印刷と印刷会社の2種類があります。それぞれの特長を簡単に言えば、ネット印刷は個人で手軽に注文でき、値段も圧倒的に安いです。ただ、品質や納品に不安があるかもしれません。一方で印刷会社は、仕様や用紙など相談できるのが良いところ。どちらかが良い・悪いということは一概には言えないので、目的や用途に合わせて使い分けることが大切です。

印刷会社イメージ

ネット印刷会社のメリット・デメリット

ネット印刷の一番のメリットは、印刷価格の安さです。クオリティよりも価格を重視する方には、より大きなメリットだと言えます。また、インターネットでの注文が基本になるため、24時間365日いつでも発注・入稿できるのもポイント。データ作成が終わった時点で注文できるので、タイムロスもありません。小ロットの印刷物を注文する場合も手軽に申し込むことができ、個人の方にとっては使いやすいでしょう。 デメリットを挙げるとすれば、印刷業務の柔軟性がないということ。印刷会社と違って営業担当がいないので、デザインや用紙・仕様などのアドバイスももらえません。データの不備があればそのまま返される場合もあり、すべて自分で決める必要があります。ある程度の専門知識があれば問題ありませんが、印刷に詳しくない場合は、思っていたのとは違う仕上りになってしまう可能性もあります。

印刷会社のメリット・デメリット

印刷会社に依頼する場合は、顧客専任の営業担当者がいます。打ち合わせをしながら、時には印刷物の企画から制作を行い、最終的に印刷から納品・内職までの全ての工程を任せることが可能。請け負う印刷物も多岐に渡り、パンフレット・販促用のチラシやDM・ポスター、カレンダーなどあらゆる印刷物を揃えています。また、使用用途に合わせて用紙の提案や、形状についてもアドバイスを求めることができるのもポイント。これらが、ネット印刷と比較した際の大きなメリットと言えるでしょう。また、印刷工程では担当スタッフがデータチェックを行うので、入稿データの不備を事前に確認することも可能。 チラシやポスターなどの一般的な印刷物以外にも、シールやパッケージ・ノベルティなどにも対応できるため、担当者にいろいろ相談しながら目的に応じた印刷物を手配できます。 デメリットとしては、やはりネット印刷に比べてコストが高値になること。印刷費だけではなく担当者の人件費もかかり、顧客ごとへのラベルや納品の決まり事などの細かな対応も必要になるため、ネット印刷にはないサービス部分が割高になってしまう要因です。また、ネット印刷の場合は注文時にデータ入稿日から納品日を自分で確認できますが、印刷会社の場合は繁忙期だと納品までに時間がかかってしまうこともデメリットと言えます。

データチェックイメージ

依頼前に知っておきたい印刷会社の選び方

印刷会社と言っても、得意分野はさまざまです。パッケージが得意な会社もあれば、商業印刷が得意な会社もあります。また、小ロットに強かったり、印刷~内職までワンストップで依頼できる会社など本当にさまざま。大きく分けると、当社ホーナンドーのように自社工場を持っている会社と、ブローカーとしてクライアントと印刷会社を仲介する会社とがあります。このようなことから、依頼内容がその会社の得意分野や専門領域なのかを見極めることは、依頼する上で重要なポイントになるのです。また、難しい要望に対して最善を尽くしてくれるか。質問に対する明確な回答やレスポンスなども、良い印刷会社かどうかを判断する材料になるでしょう。ここでは、そんな内容をまとめながら、印刷会社選びのポイントをご紹介します。

印刷会社イメージ

自社で印刷工場を有していてプリプレスから製本まで一貫して対応しているか

当社ホーナンドーの場合は、データチェックの製版部門~印刷・製本までを社内でワンストップで対応しています。自社設備にて製造することで、一貫した管理体制、蓄積したノウハウのご提供をお客様に「安心」というカタチで実現。製品となってお客様に届くまで、安心して待って頂けるように日々製造しています。

配送など印刷以外のサービスまで充実しているか

例えば印刷はできたとしても、全国何十か所にも発送が必要でどうずべきか悩んだことはありませんか?変わった仕様のために機械だけで製造できずに困ったことはありませんか?当社ホーナンドーには提携の物流センターがあり、全国各地への仕分け発送やチャーター便の手配もご希望に合わせて対応することが可能。お客様からのご指定がない場合には、輸送コストを抑えられる最適な発送方法もご提案。また、検品作業や仕上がった製品をOPPなどの透明袋に封入し、ノベルティや販売商品として仕上げる内職作業も行っています。キャラクターものの販売商品や株主優待のセットアップなど、難しい作業においても確かな実績があります。印刷物のクオリティだけでなく、最終納品まで安心していただける充実のサービスを用意しているので、いつでもご相談ください。

納期、品質、コストやリスク回避の提案をしてもらえるか

指示された通りに仕上げるのは印刷会社として当然ですが、それこそが最大の課題でもあると言えます。ただ、その一歩先の話として、相談時にプラスαの提案や回答があるかどうかも大事なポイントではないでしょうか。今、印刷業界は大きく2種類に分かれています。効率をひたすら上げて同じものを作る方向性の会社と、効果がいかに出せるかを考え続けて印刷物を作る会社です。前者は、ネット印刷のように仕様は限られるが、安価で仕上げることができる会社。後者は、クライアントのコンセプトや要望をヒアリングし、課題解決のために尽力してくれるようなイメージです。 例えば、「顧客との関係性をさらに深めたいが、何をしたら良いか分からない」という企業に対して、どんな仕様(紙、サイズ、加工)で、どれくらいのコストで…と、より細かく提案してくれるような感じです。この場合、品質はもちろんですが、加工上のリスクなども事前に提示してくれる印刷会社のほうが信頼できる会社だと言えます。当社ホーナンドーでは、場合によっては事前にサンプルを作成することでリスクを回避し、他の方法をご提案することも可能。他社で断られてしまったような加工でも、ぜひ一度お問い合わせください。

加工担当者イメージ

印刷を依頼する際の注意点

印刷会社に印刷を依頼する場合には、発注側にもいろんな準備や知識が必要になってきます。例えば入稿データの作成方法やデータの解像度、使用する紙の種類といった制作にまつわることから、部数や納品場所の指定など、さまざまな項目が存在します。ここでは印刷を依頼する際の注意点をピックアップし、スムーズにやりとりするためのポイントをご紹介。当社ホーナンドーにはこれまで積み重ねてきた豊富なエビデンスがありますので、印刷で分からないことがあればいつでもお問い合わせください。

カラー印刷の場合はCMYKデータで作成する

CYMKとは紙などの印刷物に使う発色方式で、カラー印刷ではC(藍)、M(紅)、Y(黄)、K(墨)のインキを使用します。テレビやパソコンのディスプレイといった画面上で使う発色方式のRGBで作ったデータを印刷する場合は、データ入稿前にCMYKに変換する必要があるのです。中でも青や緑は劣化する可能性が高く、くすむと印象が大きく変わる色なので特に注意が必要。また、PhotoshopやIllustratorで印刷データを作る場合は、あらかじめカラーモードをCMYKに設定しおけば、変換する必要もないので覚えておいてください。他にもデータの解像度が低い場合は粗、くぼやけた印象になるので注意を。当社ではフルカラーの場合、実際のサイズ写真で400dpiを推奨しています。

塗り足しと裁ち落としについて

塗り足しは、印刷物のフチまで確実に印刷したい場合に必要となる制作方法です。裁ち落としも、塗り足しと同様の意味で用いられる言葉です。印刷物は、実際の仕上がりよりも大きな用紙に印刷され、指定のサイズに四方断裁をして仕上げます。この際、用紙を何百枚も重ねて断裁するため、多少の断裁ずれが生じることがあるのです。少しでもずれが生じると紙端に印刷されていない部分が出てしまうので、背景色を実際の仕上がりよりも大きく作成する必要があります。塗り足しは仕上がりよりも最低3mm以上、外側まで背景を拡大するよう作成するようにしましょう。仮に一般的なハガキサイズ100×148mmに塗り足しを付ける場合、106×154mmになるように背景を足してください。また、前述した通り、何枚もの紙を重ねて断裁するため、仕上がりギリギリの部分に切れてはいけない文字やデザインがあると、断裁ズレによって文字が欠けてしまう可能性があります。なるべく仕上がりよりも3mm程度、内側に配置してください。

不要なオブジェクトや誤字脱字に注意

アートボードの外にオブジェクトや孤立点などがあると、データチェック時にエラーメッセージが出る原因にもなります。また、ファイルに無駄な容量を持たせることにもなるので、入稿前に再確認し、不要なオブジェクトがある場合は削除しておきましょう。ちなみに孤立点とは、図形や文字になっていないアンカーポイントのこと。孤立点の有無は選択メニューのオブジェクトから確認することができます。 それと合わせて、フォント・テキストがアウトライン化されているかどうかもチェックが必要です。アウトライン化とは、文字情報を図形情報に変換する処理のこと。文字情報であるフォントの搭載状況は、OSやバージョンなどの環境によって異なるため、アウトライン化しなければ入稿先の環境でファイルを開いた時に、別のフォントに置き換えられて文字化けが生じる原因にもなるのです。入稿の際は、入稿データと確認用データ(校了のPDFなど)を送ることでデータの不一致が確認できるので、印刷会社とやり取りする際は忘れないでおきましょう。

入稿データの作成イメージ

ホーナンドーの見積もり依頼から納品までの流れ

これまで印刷の依頼方法や印刷会社の選び方について説明してきましたが、最後に見積もり依頼から納品までの流れをご紹介します。大まかな流れとして、当社ホーナンドーの場合は下記の通りになります。

【お問い合わせ】
〇ご相談・お問い合わせ
〇見積もり提出
〇ご注文〜受注
【ご注文後】
〇打ち合わせ
〇校正・確認〜校了・下版
〇データ入稿〜CTP出力〜加工
〇内職・発送〜納品

ご注文後でも、ご不明点や気になるところがありましたら、当社担当スタッフまでお気軽にお問い合わせください。

見積もり〜ご注文〜受注

ご相談・お問い合わせがありましたら、当社ホームページの「Contact」より、お気軽にお問い合わせください。現状お決まりの範囲でご依頼内容をまとめていただくと、よりスムーズにお見積もりや課題解決のご提案をさせていただきます。お見積もりにつきましては、ご依頼内容からご提案いたします。ご希望の費用・納期など、内容によって調整をさせていただきます。お見積もり内容・ご注文内容にお間違いがなければ、担当営業までご注文ください。初回のお取り引きに限り、登録書の起票をお願いしております。

校正・確認〜校了・下版

ホーナンドーでは、お客様へ訪問してのお打ち合わせや校正・サンプルの提出も行っています。ご要望がございましたら、いつでも担当営業までご連絡をお願いいたします。また、色見本や印刷見本などをお渡しいただけましたら、そちらをもとに原稿を作成し、現場に共有させていただきます。

データ入稿〜CTP出力〜加工

入稿いただいたデータは、当社の専門スタッフがチェックさせていただきます。サイズや塗り足し、色数など、ご指定の内容とデータが異なる場合には、事前にしっかりと確認させていただきます。データチェックが完了後、印刷→加工へと工程を進めていきます。

内職・発送〜納品

お客様のご指定・ご希望通りに、配送・納品させていただきます。納品書の指定やラベル貼りはもちろん、小分け出荷、セットアップ作業などの内職手配も自社内で対応いたします。ご要望がありましたら、遠慮なく担当営業までお伝えください。

納品イメージ

ホーナンドーでは自社工場でプリプレスから納品まで一気通貫で行います

ホーナンドーでは、製本の断裁から綴じに至るまでの全ての工程を社内で一貫して製造しています。断裁機、折機、中綴じ機、無線綴じ機を複数台所有しており、品質をより高めるための検査装置も完備。また、さまざまな内職も場内で行っているため情報共有もスムーズで、万全の管理体制が整っています。ご相談やご要望がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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